平成27年に民間企業で1年を通して働いた人の平均給与は420万4千円であることが、民間給与実態統計調査(国税庁長官官房企画課)で分かったとのことです。
対前年比で54千円の増加(1.3%増加)であり、3年連続の増加とのことです。
給与所得者のうち、1年を通じて勤務した給与所得者数は4,794 万人(対前年比0.8%増)であり、これを男女別にみると、男性2,831 万人(同0.9%増)、女性1,963 万人(同0.6%増)となっております。
1年を通じて勤務した給与所得者に支払われた給与の総額は201 兆5,347 億円(同2.1%増)であり、これを男女別にみると、男性147 兆3,750 億円(同2.1%増)、女性54 兆1,597 億円(同2.0%増)となっております。
正規雇用者についてみると、1年を通じて勤務した給与所得者数は、3,142 万人(同1.2%増)であり、これを男女別にみると、男性2,159 万人(同1.7%増)、女性982 万人(同0.2%増)となっております。また、1年を通じて勤務した給与所得者に支払われた給与の総額は、152 兆3,442 億円(同2.7%増)であり、これを男女別にみると、男性116 兆2,729 億円(同2.8%増)、女性36 兆712 億円(同2.5%増)となっております。
非正規についてみると、1年を通じて勤務した給与所得者数は、1,123 万人(同3.0%増)であり、これを男女別にみると、男性334 万人(同2.6%増)、女性789 万人(同3.1%増)となっております。また、1年を通じて勤務した給与所得者に支払われた給与の総額は、19 兆1,462 億円(同3.5%増)であり、これを男女別にみると、男性7兆5,283 億円(同4.4%増)、女性11 兆6,179 億円(同3.0%増)となっております。

アベノミクスも道半ばとのことで、今後も雇用に関する様々な政策を継続していくことと思われます。